タブレット分離型PC、ASUS T-100の修理
こんにちは、masa です。
先日、ASUSのT-100というタブレットPCの持ち込み修理がありました。
こちらのPCは、タブレットと専用のキーボードがセットになっていて、キーボードを取り外すとWindowsタブレットとして、キーボードをつなげると、ノートパソコンのような形で使用できるようなもので、Microsoct の Surface なんかと同じような雰囲気になっています。
症状
電源を入れると、ASUS のロゴの下に「自動修復を準備しています」というメッセージが出て、しばらくすると、
🙁
Your PC ran into a problem and needs to restart. We’re just
collecting some error info, and then we’ll restart for you (0% complete)
If you’re like to know more, you van search online later for this error IRQL NOT LESS OR EQUAL
という感じの困り顔のブルースクリーンが出ます。そして、再起動 → 自動修復 → ブルースクリーンという無限ループを繰り返すような感じになっていました。
原因
タブレットを切り離した状態では、起動可能で起動後にキーボードにつなげるとブルースクリーンという状況でしたので、キーボード側に原因があることはほぼ間違いなく、エラーログを確認するとキーボード側のハードディスクにDiskErrorが出ていることが確認できたので、ディスクの問題と特定しました。
対処
キーボード側の分解を行い、ハードディスクの取り出しを行いました。取り出したハードディスクは他のパソコンに接続すると、自動的にスキャンがかかりました。スキャンディスクをかけると、いくつかのセクタに問題があると表示されました。
キーボード側に正常に動いている空のハードディスクを接続して起動してみると、問題なく起動することが確認できましたので、これで間違いないと判断しました。
お客様と相談の結果、ハードディスクを新品の1TBのものに交換し、もともとの500GBのディスクから全てデータを転送し、元通りに組み立てるという手順で了承いただき、作業を実施しました。
2/4 昼頃受け取り、2/5 午後引き渡し。
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